MT-09(FZ-09)は新型3気筒エンジンを搭載

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公開日:2013年06月12日
最終更新日:2016年03月09日

この記事の所要時間: 623

MT-09(FZ-09)発表!ヤマハの新型3気筒

Tuning Fork
Tuning Fork / Shaylor

 

日本時間の2013年6月11日 深夜10:00頃、ヤマハの新型ストリートファイターMT-09がyoutubeで姿を現しました。
エンジンから伸びる3本のエキゾーストパイプに注目してまずは発表された動画を見てみましょう。MT-09のプロモーション動画「The Dark Side of Japan」の新バージョンです。

MT-09はライダーに何を与えるのか

ご覧のとおり、バイクもライダーも典型的なストリートファイタースタイルです。
夜の東京・湾岸を4台のMT-09が疾走する姿がとても印象的です!
  倒立フロントフォーク、短く極薄でスタイリッシュなリアフェンダー、一見ちょっとヤボったく見えるライト周りももっとよく見てみたいところです。
よく観察してみると、登場しているライダーは小柄で、車体がとてもスリムで小柄な印象を受けます。
名称の”09″は何を意味しているのか。それはおそらく排気量の850ccに近いナンバーを割り当てたことを想像させます。
コンパクトで軽量な車体に低重心ハイパフォーマンスな3気筒850ccエンジン、足回りの装備からはかなり過激なスポーツバイクに仕上がっているように見受けられます。
  このバイクがライダーに何をもたらすのか、それは簡単に想像することができます。
  ミッションは6速、ショートに振ったクロスギアレシオながら230km/hを越える最高速度を発揮し、2速からでもアクセルだけで簡単にウィリーさせられる強力なトルクとパワー。アップライトなポジションながらSSに肉薄するコーナーリング速度。街乗り、峠、高速、どのシーンにおいてもこのバイクは強い刺激と非日常をライダーに否応にも与えてしまう。そんな過激さを感じずにはおれません。

MT-09(FZ-09)の基本スペック

最高出力 : 115 hp (10,500 rpm)
最大トルク : 85 Nm (8,500 rpm)
ボア x ストローク : 78 mm x 59.1 mm
クランク角 :  0-240-480
前後タイヤ : 120/70 R17 - 180/55 R17
タンク容量 : 14リットル
装備重量 : 188kg
  その他の装備
ヤマハ電子制御スロットル,フライ・バイ・ワイヤ
ドライブモード電子制御システム
新設計の軽量10本スポークアルミホイール
  現地価格:£6,799.00(約87万円) 国内予想販売価格:100-110万円
  EUヤマハ公式サイト

MT-09に対する期待と不安

「MT-09はパクリバイクだ」
  MT-09は必ずそう呼ばれるでしょう。もちろんそれはある意味事実ではありませんが、別の側面から見ればその通りなのです。
3気筒というエンジンレイアウトはいまでこそ英トライアンフの象徴ですが、古くはとてもありふれたレイアウトでもありました。ヤマハも過去に3気筒車を発売しています。1976年に登場したヤマハのGX750が3気筒バイクでした。そしてトライアンフもスポーツバイクとしてデイトナ、スピードフォー等、4気筒に手を出したことがあります。
しかし、高性能スポーツバイクといえば4気筒という時代を超えてなお、トライアンフだけがスポーツバイクの心臓として3気筒に固執しつづけたのも事実です。
  これがMT-09がパクリバイクであり、そうでない理由です。
  ヤマハは3気筒というレイアウトをパクったりはしていませんが、MVアグスタがそうしたように、長年トライアンフが育て築き上げたホットで面白い3気筒スポーツというコンセプトを盗んだのです。
クロスプレーン・コンセプトに基づく3気筒エンジンだと、他社との差別化を図りたいヤマハはそうアナウンスしていますが、どのメーカーも3気筒をフラットプレーンでレイアウトしていません。これは言葉遊びでしかありません。
ヤマハがどう否定しようが、MT-09はトライアンフ・コンセプトに基づいたバイクなのだと感じているライダーは国内外問わずとても多いはずです。
残念なことですが、おそらくMT-09は世界中からささやかれるこのそしりから逃れることは出来ないでしょう。
しかし、そうそしるライダー自身が、間もなくこう思うようになります。
「日本メーカーの作る3気筒がどんなバイクになっているのか知りたい。トライアンフを越えているのか、そうでないのか。自ら乗って確かめたい」
3気筒スポーツバイクが侮れない存在なのはすでに周知の通りです。
発売開始されるまでの短い間に世界中のライダーはそしりながらも、MT-09がトライアンフ・コンセプトを凌駕し、自分を興奮させてくれるバイクであることを期待するようになるでしょう。ひとつ確かなことは、今回のヤマハの決断が正しかったのかどうかという疑問は、MT-09に実際に私たちが乗った時に私たちが判断することができるという事です。

まだ蓋は開いていない

ヤマハが3気筒エンジンを開発していたことはヤマハ自らがずっと語ってきたことです。
そして今回どんなバイクを作ったのか、作ろうとしたのか、ヤマハはyoutubeの映像を使って私たちに知らせました。
しかし私たちはまだ、このバイクにまたがることができません。実際どんなものなのかは誰にもわからないのです。蓋はまだ閉じたまま。MT-09の真の姿は今後メディアを通して少しずつ明らかになってきます。
それまでの間、MT-09についていろいろと想像して楽しむことにしましょう。
下のyoutube映像に走行しているMT-09の写真が出てきます。
モタードスタイルというより、やはりストリートファイター系の雰囲気が強いですね。
このMT-09、年内にも発売されることが予想されていますが、気になるのは日本での発売です。
これだけの反響があるモデルですから、仮に国内仕様の設定がなくても、どうにかして日本に入ってくることは間違いないでしょう。
また、このエンジンを流用したTDM850も噂されています。
このヤマハの新型3気筒エンジンが今後どのような機種に使われるのか、TDMの様なアドベンチャー系やSS系が発売されるのか。まったく興味がつきません。ホンダがNCシリーズで選択した2気筒エンジンよりもスポーティなこの3気筒エンジンは、きっと今年の話題を独占するでしょう。

CYCLE WORLD様のサイトでMT-09(FZ-09)の試乗レビューが掲載されています!
3気筒エンジンについてとても良い印象を持っているようです。ストリートトリプルやMVアグスタのBrutale800と比較して非常に安価である点も見逃せません!
 
2014 Yamaha FZ-09 – First Ride(2013/09/20)
 
canada MotoGuide.com様からもMT-09(FZ-09)のレビューが配信されました!
こちらも同じく9月20日の記事です。どうやらレビュー解禁日だったようですね。
カナダではFZ8が廃止されMT-09(FZ-08)に置き換わるとあります。
 
Three times the fun: Yamaha FZ-09 Launch(canada MotoGuide.com)
 



 

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