ほこ×たて(フジテレビ)塗装職人VS自動車査定のプロ対決の件

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ほこ×たて(フジテレビ)塗装職人VS自動車査定のプロ対決

昨夜「ほこ×たて」(フジテレビ)というTV番組を見ていて、塗装職人が塗装した自動車を自動車査定のプロが見極められるのかという対決をしていました。
 
「そんなん見極められるに決まってるやろ!」
 
と、対決内容が紹介された時点で反射的に呟いたら、新婚ホヤホヤ真っ最中の愛妻から
 
『またそうやって決めつける~』
 
と言いたげなジト目で軽く睨まれてしまいました。
 
というのも、随分以前、某自動車メーカーの生産技術関係の仕事をしていたことがあり、新車の塗装と職人の手塗りだと、仕上がりは表面の雰囲気が全然違うことを知っていたからです。
おそらく下塗りの電着塗装が悪さをしているのだと思うのですが、手塗りの方が綺麗に見える事が多いと思います。
 
番組も終盤にさしかかり、案の定『塗装面のきめが細かすぎる』という理由から自動車査定のプロが勝利して幕を閉じました。
 
それでちょっと気になったのが、塗装職人が番組中で再三言っていたコメント。自分の塗装はとても綺麗だから絶対に見分けられないと言っていたこと。
 
『いや綺麗に塗れる人ならなおのこと、見分けられる事は判ってるだろうに・・・」
 
ずっと不機嫌そうな雰囲気だった塗装職人さんもそれは十分判っていたんでしょうね。
それでも、視聴者としては興味深い対決だったので、出演されたのだとは思いますが。
結果として高い板金・塗装技術を番組でアピールすることができたのだから、業界にとても高い貢献をしていたと思います。
 

2013年9月8日のほこ×たてという番組を見て、小傷・ぶつけた後だらけの愛車も直してあげたい気分になってしまいました。

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