フォークオイルの粘度を変えた話

バイクの整備

ステムベアリングのグリスアップとフォークオイルの入れ替え、あとベアリングのグリスアップ。
ダラダラ書くクセが付いているので、やった整備は1回分なのに記事数は増えがち。
話があっちこっち飛んで収拾がつかなくなるよりマシなので当分このスタイルで。

話は変わって、ウチのG650GS君、峠も林道もソツなくこなすなかなかの男前です。

G650GS-林道 瀞川氷ノ山線

ところが付き合いだして半年もすると、マンネリ化ってわけでもないのですが、ちょっと違う面が見てみたいなんて思うこともあったり。

「パワー無いのはこれでいい。けど・・・もうちょっとメリハリの効いた乗り味でもいいかも」
なんて思います。

ウチのローダウンG650GSのフロントサス、MT-09程度のサスペンションストロークで柔らか目の設定の様子。

別にハードなブレーキングしてるわけではないのですが、指先を動かすと「シュコーン!」と半分くらいストロークしてそこからようやくスプリングの反発力が立ち上がってくる感じ。
これはこれである意味メリハリのある状態と言えなくもないのですが、過度なストロークを嫌って自然とフロントブレーキを使わなくなっちゃう。

フロントブレーキ使うのだんだん面倒くさくなって、使ってると言えないくらい軽く当てる程度しか使いません。

楽ですが操ってる感は希薄。

いつも林道通いで5000k走っています。
そろそろフォークオイルの入れ替えのタイミングだし、粘度を7.5から10番にちょいと硬くしてみます。

ブレーキをかけても「シュコーン」の部分が穏やかになれば、今よりフロントブレーキも多少使うようになるんじゃないか、フロントブレーキ使うようになればメリハリのある操縦感になるのでは!という算段。

1,000ccで1,700円ほどのヤマハ純正10番を油面175mmまで投入しさっそく近所を試走。

感触は悪くないです。目論見通り「シュコーン」の部分がずいぶん穏やかに(重く)なりました。
安定感が増した感じ。強くブレーキを掛けやすくなりました。
逆にブレーキング時にサスが落ち着くまで1テンポ時間が余計にかかります。

意外でしたがギャップ通過時、当然衝撃は増えると思っていたのですが全然増えません。
サスが動かなくなった分、タイヤが仕事をし初めたのかな?
このあたりは好感触。

新御堂でちょいとスピードを出してみます。
アクセルのオンオフで姿勢変化が減りました。
長距離ツーリングなら疲れなくていいかも。

いろいろ変化はありましたが、どちらも慣れてしまえば一緒といえなくもない範疇。
所詮2.5差、夏冬で差し替える程度の粘度差ですしね。

いつもの峠道と林道走るまで評価はおあずけですが、舗装路メインなら10番悪くないと思います。
10人中7人くらいはこちらの方が乗りやすいと感じそうな自然な乗り味。

明日の早朝、ちょっとだけ走りにいこうかなぁ。

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