G650GSで初転倒した話

エンドキャップの塗装 G650GS

先月末あたりの話。

もうどうしようもないくらい肉体的にヘロヘロでした。

打撲と筋肉痛と首関節の古傷に寝不足。花粉症というスパイスを少々。

もうじき出産間近という時期、この日を逃すと行くタイミングがありません。

ここ数年通っている甲子園球児ご用達の整骨院に向かいます。

車で行くと駐車料がかかるのでバイクで向かいます。

到着すると臨時休診。

「・・・」

仕方がないので駐車場でUターンしようと近くの某ホンダドリームに入ります。

Uターンだけではつまらないのでせっかくだからと最近巷で評判のCRF250RALLYを見物させていただきます。

実際に拝見させていただいた感想としては

「オフ車でありツアラー」

もちろんオフ車ですが、ツアラー要素が数割加わっています。

・・・欲しい。

「全然その気はありませんが、参考までにG650GSを下取りに取ってもらったらどれくらいですか?」

わざわざ調べていただけました。オークションに出すので約30万円とのこと。

うん、そんなもんでしょうね。

正規ディーラーなら条件次第でこの金額が上下します。たぶんしまともは正規ディーラーで下取りお願いしても30はつきませんが・・・

「うん、やっぱりもうしばらくG650GS乗ります(笑)」

「あはは、ですよねぇ」

なんて軽口を交わし早々に立ち去ることに。

それではと会釈してバイクにまたがりスタンドを払います。

しかしRALLYは名前がいいですよね。これがCRF250ドミネーターとかだと絶対売れないもん。

排気量は小さいですが150kgそこそこ、G650GSよりずいぶん軽いし近所の林道からツーリングまで気軽にーなんて考えながらクラッチを切って、セルを回しエンジンがかかり、ポンとクラッチレバーを指から離します。

当然バイクはポーンと前に弾け、そしてエンスト。

またやってしまいました。

ニュートラルのままだと勘違いするの、よくやります。余計なことを考えているときに。

で、いつものように踏ん張ったのですが、今回は踏ん張り切れずガシャーン!

ホンダドリームのスタッフが駆け寄ってきます。

『いやっ、来ないで、やめてぇぇぇぇ・・・・!!!』

心の中で叫びます。

「イヤスミマセン、イヤハヤ、ヨクヤルンデス、マイッタナァ」

あまりの恥ずかしさに早口でよくわからないことを口走ります。高めの声色で。

あまりに無様!顔を真っ赤にしてホンダドリームを逃げるように立ち去ります。

目に入った新御堂沿いのコンビニに飛び込んでコーヒーを飲んでひと心地つきます。

ひと息ついて昔を思い起こします。立ちごけ5年ぶりくらいかなぁ。

確か前に乗っていたバイク乗り始めた頃だし。

たしかあのときも長距離走った後で疲れていた夕方。

キップも立ちごけも忘れた頃に帰ってきます。やった瞬間は二度とするもんかと心に誓うんですが、やっぱりやっちゃいます。

家に到着するや被害を再確認します。

踏ん張っていたとはいえ接地していろいろな所でキズがついてます。

バーエンド

バーエンドが削れています。

ハンドルバーが曲がらなかったのが救いです。

カウル

右側リアカウルもちょっぴり塗装がハゲちゃってます・・・

オフ車のキズは気にするだけヤボではありますが、唯一のキズが立ちごけキズというのはどうなんでしょ?

サイレンサーガード

サイレンサーガードも軽く削れちゃいました。

さすがに目立つ立ちごけキズつけたままはありえません。

バイク仲間に見つからないうちに証拠隠滅です。

エンドキャップ

ヘルメットを脱ぐより先にバーエンドキャップを外して家に駆けこみます。

ヤスリ掛け

棒ヤスリでガリガリ。

目立たない程度まで削り込みます。

エンドキャップの脱脂

こんなもんでいいかな?

買っても安そうですが、少々のキズで即交換も大人げないのでこのまま塗装しちゃいましょう。

エンドキャップの塗装

シリコンオフで脱脂して塗装します。

物干しから洗濯バサミを拝借、ホイールカラーを直接吹きかけます。

塗装後によく乾燥

乾燥もそこそこに取り付けてみます。

エンドキャップの塗装完了

うん、十分十分。

塗るだけでも目立たなくなりますが、ひと手間かけてヤスるだけでも違いますね。

サイレンサーガード

サイレンサーガードも同じく軽くヤスリを掛けて塗装します。

このパーツ80ドル近くします。日本だと1万円超えるかも。

ついでにサイレンサーの焼け取り

うん、これも十分十分。

でもこんな値段するならパテ使ってもっと綺麗に直そうかなぁ。

ついでにサイレンサーの焼けも取ってみました。

カウルについては塗料がないので手を付けられません。

BMWのサンセットイエロー(通称サンイエロー)、サードパーティのタッチアップペイントなんて当然出てませんし近い色で対応してみます。

ブログをいろいろ調べてみると、マツダのロードスターに使われている濃い黄色が比較的近いとのこと。

マツダのA6Yサンフラワーイエロー、特注色ですがアマゾンにあったのでポチります。

注文したらホルツの該当商品が即品切れに・・・大丈夫かいな?

ホルツの特注色はMIXMIXという店頭調色が可能です。近くに設置店があれば入手性はいいかもしれませんね。
流用できればの話ですが。

BMWのサンセットイエローの代用としてマツダのサンフラワーイエローが果たして使えるのか?

続報待て!乞うご期待!

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