焼くぜ!パンケーキ!

子育て

帰宅すると娘が「ホットケーキ」なんて言い出した。

お、これは初めて聞く単語だ。最近は毎日のように新しい言葉を話してくる。

聞くと『育児教室』で借りたホットケーキの出てくる絵本がいたく気に入ったらしい。

面倒だけど作ってやろうかとも思うのだけれど正直面倒。

ネクタイを外しながら「面倒だなーどうしよっかなー」なんて呟いていると聞こえてきた2の句。

しろくまちゃんのほっとけーき

「ホットケーキ、オイシソウー」

あ、「オイシソウ」も初めて聞いた。

仕方ないので焼くことにした。

ホットケーキを焼く

実はパンケーキには一言あります。

昔パンケーキツーリングで名店を巡りまくったことがあります。

その中でも忘れられないのが丸福珈琲店のホットケーキ。昔ながらのホットケーキながら完璧なフォルムと小麦の風味。夢に出てくるようなホットケーキの理想形。

以前、同じものが作れないかと試行錯誤したことがありました。

直後、プロには到底及ばないと悟るわけですが。

日清バイオレット薄力小麦粉

それでも我流なりのノウハウを得ました。ホットケーキ作りにはいくつかコツがあります。

使うフラワーは日清バイオレット。ちょっと高い薄力粉です。
本当はスーパーバイオレットを使いたいところですが、業務用25kgは持て余してしまいます。

小分けして保存するにしても場所をとりますし。しっかり密封して冷蔵庫で保管しないと虫のエサ場になってしまいます。
ここは手ごろなバイオレットで手を打ちます。バイオレットなら他の安い薄力粉と比べても十分なしっかりした小麦粉の風味が出ます。

 

あとは、砂糖の分量を勝手に減らし過ぎない事。
表面の色目をきれいに出すために砂糖が活躍しています。これを減らしてしまうと綺麗な色目が出てくれません。お菓子作りの基本は分量通りが鉄則です。
ちなみにしまともホットケーキの場合、薄力粉200gに対し砂糖50~60gで甘さを調整します。

綺麗な色目をつけるためにはいろいろノウハウがあります。
分厚い小さ目の鉄フライパンを使えばふっくら仕上げやすいですが火加減が難しくなります。
エンボスやファイバーライン加工してあるものはさらに焼き目が安定して付かないので色ムラがやや多く出る傾向。底面がデコボコに変形してるものは問題外です。

ふっくら焼き上げるなら厚手の鉄フライパン一択なのですが、実はセラミックコーティング等焦げ付き防止加工してあるアルミフライパンの方が使いやすい面があります。
ある程度ガサツな火加減コントロールでも綺麗なこんがり焼き目がついてくれます。

pancake04

パンケーキについて書き出すとキリがないのでこのくらいにします。

とりあえず6枚焼き上げて終了。もう娘は寝ちゃっています。
絵本ではホットケーキは8枚ですが、6枚でもビジュアル的に似てるのでこれで勘弁してもらいましょう。

明日の朝ごはんに出してみよう。

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