F650GSのホイールをG650GSに流用した話(2)

G650GS

世の中お盆のお休みということですが、かれこれ10年以上祝日を休んだことがございません。
祝日を休んでいる人間すべてに呪いの言葉をブログに書きまくっていたのも最初の数年。最近はなんかどうでもよくなってきたので軽く一言を添えるにとどめ、本題に入りたいと思います。

ごほん。
え~。
お盆休み会社を休んでいる皆様へ。

ナムナムナムナム~・・・

はい!取引先からのクレーム対応で突然出社を強制される呪いを掛けました。対応の為遠方に出張するハメに。さらに数日後上司または取引先のヤな奴に絡まれます。家庭内のトラブル、立ちごけ、部品のバックオーダー2カ月待ちにも注意!フフフご愁傷様(小並)

F650GSのスポークホイールの感想

200kgクラスのアドベンチャーバイクが走れるダート(走ってて楽しめないちょいガレ林道も含む)を散々走ってきました。

G650GSのホイールをF650GS(無印)のスポークホイールに交換してどのように変わったのかをお話しさせていただきます。

今回は純粋に感想だけをつらつらと書いているだけ。
大した情報もないのですが、お付き合いを頂ければ幸いです。

空気圧をかなり下げられる

1.5まで下げて無問題です。
もちろん、リアにグリップの高いタイヤを履いてアクセルガバガバ開けてたらどうなるか分かりません。
でも、アナキーワイルドを履いて急登坂を登る程度なら1.5程度は余裕。
ひょっとしたら1.2近くまで落とせるかも。

1.5以下に落とす必要性もいまのところ感じていないので、試すのはまたそのうち。

ホイールのキズが気にならない!

キャストホイールは分厚い塗装がされていて、意外とパリパリ剥がれるんですよね。
今回使ったキャストホイール、多少のキズなら目立たないうえ、そもそも塗装よりよっぽどキズが付きにくいです。
ホイールのキズなんて気にせず走れるのが嬉しいですね。

塗装キャストホイールと比べて手組が圧倒的にラク

タイヤ手組みでもリムにキズが付きにくいので経済的♪

なんとなく外観イメージがワイルド?

見た目の印象が変わりました。すこーし、ワイルドな印象になります。
ウラを返せば、違いは見た目だけ。ホイールがスポークだろうが、キャストだろうが、タイヤが同じなら実走においてほとんど差はありません。
空気圧を下げられる点だけ、差があるといえばあります。

拡張性

というか将来性ですね。
万一フルサイズ化(フロント21インチ、リア18インチ)したくなれば、ハブを流用してリム交換も可能です。

もちろん、フロント17インチ化でモタード化も視野に入ります。

でもここが微妙なんですよね・・・

用途がビッグオフでエンデューロならフルサイズ化も選択肢ですが、21インチが欲しいと言えるような速度を本当に林道で出すのかと言われると絶対に出さないと思います。

G650GSはカタログ装備重量が約200 kg。
そこにガード類を2つ、パンク修理キットも携帯したら210 kgオーバーの重量級クラスになります。
こんな重量、よほど路面コンディションが良くないとフロントもろくに上げられませんし、130kgクラスのバイクの様にコーナーで車体を寝かせることもないです。

よほど難所のあるエンデューロコースばりの場所ばかり走るならともかく、近所のさわやかダートを走る程度なら、オンロードの使い勝手の良さを犠牲にしてまでフルサイズ化する必要はないかも。

と、現時点では素直に思います。
オフロードでの可能性を追求するなら話は別ですが。

フルサイズ化とは逆にF17インチのモタード化についてはすこし魅力を感じています。G650GSはフロント19インチでもこれだけクセなく軽快に動くバイクです。17インチ化したG650GSで低速コーナーメインのワインディング、きっと楽しいでしょうね。

乗り心地の違い

ワイヤースポークはキャストと比べると乗り心地が柔らかいと事前に聞いていました。で、実際乗ってみるとワイヤースポークとキャストスポークの違いはそれほど差を感じるものではありませんでした。

よくよく意識して乗ってみると、アクセルのオンオフが少しだけアタリが柔らかいかも・・・気のせいかもしれませんけど。
少なくともハブダンパー交換の方が体感できます。

スポークホイールはアリ!

いろいろ書きましたが、ダートを走るなら、F650GSのホイールはとても良い選択だと思いました。買えて良かった。満足度高い!です。

純正キャストがひと組手元に残っているという安心感とあいまって、ホイールを気にかけず、走行に集中できるのは代えがたいメリットです。
とはいえ、過剰な期待は禁物。
選べるタイヤに差はほとんどありませんし、オフロードの走破性が上がる訳でもありません。

※本ブログは後日写真を追加します。

コメント

  1. しろぽん より:

    しまともさん こんばんは。

    ホイール交換記事、興味深く拝見させていただきました。
    キャストホイールのアナキーワイルドを手組みでスポークホイールに交換されたのですね?
    凄いな~。
    もしもパンクした場合はバイクを転がしてホイール外してパンク修理する想定なのでしょうか?
    うちのF7だと互換性のあるスポークホイールがそもそも無さそうですが、林道でのチューブタイヤのパンク修理を考えると怖くてとても真似できません。
    しまともさんの気合と根性に拍手!

    • しまとも より:

      しろぽんさんこんにちは!

      センタースタンドがあるのでバイクは寝かさなくても大丈夫ですが・・・問題はアナキーワイルドのカタさですね。外すのはわりとすぐですが、ハメるとき、最後がなかなか入りません。
      気温の低い冬場、正直ハメられるか不安です(笑)
      一応、パンク修理の道具は持ち運んでますが最終手段ですね。幸いアナキーワイルドさん硬いので大気圧運用で林道を離脱して、バイク屋さんに駆け込むか、チェンジャーのあるスタンドに助けてもらうか、最悪公園の芝生で作業すればいいかなと思ってます。自分で作業すると1時間以上かかりそうですが。

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