ツーリング

大阪から川上牧丘林道を目指して! 日帰りアドベンチャーツーリング

投稿日:2021年10月23日 更新日:

せっかく買ったアドベンチャーバイクです。
それっぽい旅がしたくなりました。突然。日帰りで。

子育て世帯ですし、自分ひとりでしたい放題というわけにはいきません。
家族から相手にされなくなるまではキャンツーなんてご法度。日帰りオンリーです。

そんな自主規制のなかでも、たまにはハメを外して冒険もしたくなるじゃないですか?

今回は『往復1000km圏内でめいっぱい楽しいことする!』というテーマで旅程を組み立てることにしました。

さっそくGoogleマップで目的地を入力。
まず手始めに前から気になっていた「川上牧丘林道」を入力。

ここは関東方面の方がよく遊びに行くとても標高の高い林道だそうです。
ガレ気味という話ですがゆっくり走れば大丈夫だろうとチョイス。

大阪~川上牧丘林道~大阪のルートを検索してでてきた距離は

953km

・・・

ダメじゃん。このルートじゃ林道しか楽しめてない。

『めいっぱい楽しいことをする』という趣旨に反します。試行錯誤開始です。

高ボッチ山、蓼科スカイライン、ほったらかし温泉など、周辺スポットを入力、高効率の道程を模索してなんとかルートを確定。

※目的地のみ設定してルートを表示している都合上、GoogleMAPの仕様によりルートが正確に表示されない場合があります。特に川上村から大弛峠間。

理想的な1000km日帰りルートが見つかった

わりとマトモな1000kmの日帰りルートが見つかりました。

まず高ボッチ山に登って日の出をみながらなんか飲みます。
アウトドアチェアに座ってオシャレな感じだとなおよし!

つぎに諏訪湖から八千穂高原に向かいます。
高原でさわやかなそよ風に吹かれてみたいです!

さわやかな高原にうしろ髪ひかれつつ次に目指すは川上村。
そう、今回一番の目的地、川上牧丘林道のふもとを目指します!
そしてかの有名な最も標高の高い国道の峠、大弛峠を目指し林道を走破するのです!
言ってるだけでテンションは上がりまくりです。

林道でほどよく疲れたらもう温泉しかないでしょう。
次は聖地、ほったらかし温泉
何の聖地かはお察し。
温泉に癒されついでに温玉揚げも外せません。

温泉入ったらもう消化試合モードでしょうね。きっと。
朝霧高原を経由して東名高速に乗り、まったり帰阪することになりそうです。

強行スケジュールになるかと思ってましたが、わりとムリなく楽しめそうな旅程が完成しました。

はてさて、立てた旅程、思惑通りに事は進んだのか。

0:00 大阪出発

いきなり高速に乗ります。
吹田ICから名神高速。

5:00 高ボッチ山山頂

高ボッチ山

諏訪湖の望む山頂でとりあえず飲料摂取は達成!
前日の台風の影響であいにくの曇り空です。
いまにも雨が降ってきそうな空模様でしょ?
ええ、頂上に着いた途端、雨が降ってきました。
のんびりする間もなく早々に退散。

7:30 大雨の中、R299 メルヘン街道を行く

道中、国道として日本で2番目に標高の高い峠、麦草峠を通るのですが、なんかもう大雨で止まって写真を撮る気になりません。
大雨でも大型スクリーンのおかげでメルヘン街道も快適に走れましたが視界は真っ白。
景色を楽しめる状況でもありません。
メルヘンのかけらもなく、ただの移動路でした。

また晴れた日に来よう。

10:00 嵐の中、川上牧丘林道

川上牧丘林道

メルヘン街道を抜け、川上村に到着です。
林道の入り口を前に大雨通り越して嵐です。雨が止む気配はありません。
かといって撤退する気もなく。

ガレ林道登った武勇伝づくりと思えば大雨だってベスコンなのだ!

なんて自分を鼓舞しつつ気分を高揚させて突撃します。
実際、大きめの石に弾かれない様に登っていくのは結構楽しかったです。
大弛峠までだいたい20分くらい。

12:00 ほったらかし温泉

大弛峠から南へ抜ける道、いつまでつづくのかと思うくらい長い典型的な三桁酷道でした。
関西で似たようなところだと、龍神に向かう途中、高野町に入るまでのR371みたいな感じ。
登山客の車の往来が多い分、気の抜けない道です。

大雨でしたが、文字通り、今回の旅の峠は越えました。

すると徐々に天気が回復。

ほったらかし温泉につく頃には雨もすっかり上がってしまいます。

・・・ずっと降られるよりはマシです。

ほったらかし温泉

時間は予定通り。
ここで90分ほど滞在。

温玉揚げ『温玉揚げ』
伝説のカレー(仮)『伝説のカレー(仮)両方載せ』

休憩所が開いてれば仮眠してたのですがあいにくコロナ対策の一環で閉鎖中。

14:40 道の駅 朝霧高原

富士山を望みながら!

といいたいところですがあいにく曇ってて見えません。
せっかくここまで来たのに残念。

あとは帰るだけです。新富士ICから新東名経由で一路大阪へ。

予定ではほったらかし温泉で仮眠とるはずでしたがアテが外れたのでSAでのんびりします。
道中、何度か仮眠を取りつつ、自宅までは7時間かかりました。

22:00 自宅着

無事帰宅。

旅の余韻

今回の日帰りツーリングを振り返ります。
雨の林道も良かったですが、川上牧丘林道はぜひ晴れた日にも走りたい。
近くには他にもいくつも林道がありますし、赤石山脈の西側も面白そうです。
大鹿村には有名な天空の池もありますしね。

そんな風に次はいつ来れるか、どうせ日帰りだし来週もういちど来ようかと思いを馳せているとふとある事に気が付きました。

アドベンチャーツアラーの長旅は余韻の質がずいぶん違う。

昔はレーサーレプリカで1000kmツーリングしたり、原付で北海道を一周したりしていました。
前傾の強いスポーツバイクでも長距離ツーリングはできるし楽しいです。

「楽しかった!達成感もある!けど・・・しばらくは長距離はもういいかな」

スポーツバイクでの長旅のあとはよくこう思ってました。
時間がたつほど旅の余韻には1000kmもの長距離を走破したという「俺がんばった!」という達成感ばかりが記憶に残ります。

ところが今回の旅の余韻は違いました。
林道や食べたものだったり風景や天候、温泉からの見事な眺望。どれも記憶はあざやか。
それどころか帰路に「次はいつ来よう?」なんて考えています。
「当分いいかな」でも「俺がんばった」でもはなかったのです。

アドベだけではなくツアラー全般がそうだと思うのですが、旅の余韻の質や量がスポーツバイクとはまったく違うのだと、はっきりとわかりました。

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今回、日帰り1000kmなんていう無茶な旅程を組みました。
そもそも距離が長ければエラいというものじゃありませんよね。
もっと短い距離の日帰りツーリングでも十分楽しめることは誰だって知っています。
ウチの近場にもいいところがたくさんあります。
けれど、遠くまでいけば、これまで知らなかった景色が沢山あるのだというのも事実。

旅に特化したアドベンチャーツアラーは長旅の余韻をより心地よく、思い出をより美しく記憶に残してくれます。

最初はネタのつもりだった今回の日帰り1000kmツーリングで、はじめてアドベンチャーバイクの本当の意味での特性を理解できたように思いました。

アクセルをひとひねりする間に絞り出せるパワーは50hpにも満たないバイクです。
けれど、このアクセルのつきの鈍さが旅には本当に丁度いいのです。
高性能高出力バイクのように神経を使うアクセルワークの必要はまったくありません。
ただ、おおらかにアクセルをひねり、ずっと心地よい加速に身を任せるだけ。

ビッグシングルのもつ特性、アドベンチャーツアラーの持つ特性が、終わった旅の余韻をより充実したものにしてくれたのです。

今回の経験であらためてバイクっておもしろいなと思いました。
そしてますます愛車のことが好きになりました。
#小学生の読書感想文

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