超長距離ロングツーリングに絶対必要なものを3つ選ぶ話

g650gs ツーリング

ライダーはなぜか1度は1000kmオーバーを経験したがる

オーバー1000kmは昔から超長距離論ツーリングのひとつの目安でした。
その行為にどんな意味があるかといえば、困難を乗り越えたという自己満足だけです。結局のところ。

毎年、何人もの若者が日帰りオーバー1000kmや年越宗谷にチャレンジ!
twitterやその他ソーシャルメディアで若い挑戦者の姿を見ることができます。

私もその例にもれず、若い頃から何度か1000kmオーバーツーリングをしていました。
が、本当に久しぶりに、つい最近、川上牧丘林道目指して日帰り1000kmロングツーリングをしました。
若い頃はずいぶんしんどかった印象だったのですが、今回はごく普通に走り切れてしまいました。
そして調子に乗ってこないだも天空の林道目指して日帰り900kmロングツーリングをしました。

若い頃は大した準備もなしにやってたので手のシビレや眠気に苦しめられたものですが、おっさんになって多少知恵もつき、どうすれば楽できるのか経験済みだったことが成功の要因だったように思います。

何度か超長距離を走っていれば、吐き出せるノウハウのひとつもあったりします。
今回は超長距離のロングツーリングに、本当に欠かせない必須アイテムを3つだけご紹介したいと思います。

無理な旅程は推奨しませんが、やるなら次の事例、何らかの対策をしておきましょう!

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1.右手の握力対策ースロットルアシスト

1000kmオーバーなら間違いなく必須アイテム。
もちろん上位互換のクルーズコントロールでも可。
普通にアクセル握ってたら間違いなく右手が死にます。これを付けていても振動でダメになる人も多いです。
高速移動中だけ装着して、ワインディングや林道走るときだけ外すのもグッド!

2.防風・走行風への対策ー大型スクリーン

高速巡航で上半身が直接風にさらされてませんか?
もし上半身が激しく振動しているようなら、防風対策は何か考えておきましょう。
振動だけでなく、大型スクリーンがあれば深夜走行時の寒さ対策にもつながります。
風に無防備なトレールやネイキッドなら、長距離ツーリングのときだけでもスクリーン導入を検討しましょう。
カラダへの負担は激減!
楽しく一日を過ごしたいのなら必須アイテムです。

3.眠気対策

私の場合「予防にPodcast、対策に仮眠」です。
1000kmオーバー超長距離ツーリングの場合、道中で仮眠をとることが普通。
行き当たりばったりも楽しいですが快適に仮眠をとれる場所くらいは事前に調査していた方がいいです。
そして眠気を感じたら休む。そして休めるところがない場合もあるので眠気を飛ばす方法も必要です。
私の場合はPodcastで英会話の番組を聞くことがとても有効な対策でした。
体質的に完璧に眠気がぶっとびます。音楽はダメ。眠くなります。
ラジオなりPodcastなり、十分安全に留意しつつ自分にあった方法を探してください。

まとめ

いかがでしたか?
私の場合、この3つさえあれば、1000kmを走り切るだけでなく、1000kmを楽しく過ごすことができます。
1000km走って残った思い出が苦痛の連続だった単調な道程だと悲しいですよね?
肉体的な余裕は心のゆとり、ひいては思い出の余韻がすっかり変わってきます。
ぜひ自分にあった対策を用意して挑んでください。

より快適に過ごす方法として

「体力増強」
「前日の十分な休息」
「クッション性の高いシート」

このあたりは強くオススメします。

特に筋力・体力増強はあらゆる問題を軽くしてくれます。
すごくオススメ。

個人差もありますがゲルザブもオススメ。
お尻だけでなく腰へのダメージが軽減されます。
腰に故障を抱えていて悩んでいるなら、ゲルザブよりシートの肉盛りを検討した方がいいかも。

逆に、雨具や修理キットなんかは、考え方次第ではまったく不要です。
ロングで必要なものをネットで調べるといろいろ出てきますが、こういうのは必要な人とそうでない人がいるのです。
私は雨でも旅程は続行します。パンクは道端でホイール外して直します。翌日は仕事もあるし、多少のトラブルは自己解決してでも、最悪でも当日中に家に帰るのだと決めていますので、雨具も修理道具もなくてはならないものです。
これまで何回も雨や故障を経験しているから、どこまで自分でやれるのか知っています。
だから状況に応じてそうしているだけなのです。

雨が降りそうなら行き先を変えて雨を避けたり、パンクはJAFに任せるとか。
故障、走行不能となったらバイクはレッカーで運んでもらいツーリングを中断するとか。
軽トラ借りれそうなところがあれば借りて自己運搬するとか。
近くのバイク屋さんに連絡して、お願いできそうなら修理や軒先を借りて後日運搬の手配。もちろんバイク屋さんへのお礼も忘れずに。
そういった何かが起こることを想定して、起こったらこうすると、ある程度決めておくのです。
そんな心構えさえしておけば、不要な物って意外とたくさんあるものです。
日帰りですし、ほぼ手ぶらでも問題ありません。

トラブルを乗り越えて旅を続けることがエラいんじゃないです。
トラブルを回避して安全に運行できる人がエラいんです。

心構え。とても大切です。

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友人の話。

VTR1000SP2に乗って北海道一週しました。
革ツナギ着て、荷物はウエストポーチひとつ。宿泊は公園で野宿かライダーハウス。
細かいことはききませんでした。楽しかったか訊いてみました。

『すげぇ楽しかった』

だそうです。

どうやって旅をするのかは自由。旅のスタイルはひとそれぞれ。千差万別。
安全に、できるだけ人様に迷惑をかけず、楽しんだもの勝ちです。

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