関西圏から行ける!通っても怒られないダート林道

G650GS-林道 瀞川氷ノ山線 バイク

ダート林道レビュー

近場にダートはほとんどないなと思いながらも、走っても大丈夫なダートを見つけては足しげく通っていました。
これまでアナキー3で走った林道を振り返ってみます。
初ブロックタイヤ、アナキーワイルドを履くことになったので、今年はここで紹介した場所をもう一度走りなおしてみようと思います。

※2020年09月09日 追記
この記事を最初に書いて2年以上が経過しました。そしてこの2年の間でいくつかの林道が通行不可になってしまいました。
理由はさまざまですが、そのひとつに、オフロードバイクが集まりすぎたり、マナーが悪かったりしたことが原因のようです。
そのため近年は急速にネット上で林道名を挙げる方が減ってきています。これは仕方のないことかもしれません。
林道の閉鎖は法的な権利や制限といった単純なお話ではありません。
安全上の問題、林業や地主さんの権利、その他もろもろの利害が絡んでの通行禁止措置です。
林道上で事故が起こる起きないに関係なく、人があつまるようになるだけで、これまで黙認されてきた通行ができなくなる可能性があります。
それが現在の林道をとりまく状況です。
ここで紹介している林道は有名な、いまさら隠しようのない場所ばかりですが、穴場の林道についてはこれからますます情報が手に入りにくくなると思います。
これから林道デビューをお考えの方には残念な話です。
それでも林道を見つけたい方向けに、林道の探し方をすこしだけ紹介したいと思います。
言うまでもなく、一番確実なのは実際に林道を走られている方と仲良くなって案内してもらう方法です。
独力で探す場合、林道の多い有名なエリアをターゲットにして国土地理院の地図を使って林道を見つけ出すことが可能です。
車両の走れるとおぼしき林道は、太めの実線で書かれています。点線は登山道や作業道などです。
国土地理院の地図が見られるGPSやスマホアプリでマーカーを立てて、実際に自分の目で確かめに行きます。
楽しめるかどうかは運次第ですが、これなら人に頼ることなく林道を探すことも可能です。
注意点は遭難しないこと。危なかったらすぐ引き返す。この2点。

林道遊びは、オフロードライディングだけでなく自然の中に身を置いて、様々な楽しみ方ができるとても良い趣味だと思います。くれぐれも安全に留意して、林道を探してみてください。

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野所長谷線林道(猪名川)

ガレてますがゆっくり走れば通れなくもないです。
雨上がりだと川がたくさんできるのでとても滑りやすいです。

途中から裏山林道に入れますが、こちらはアドベンチャーツアラーが入れるような林道ではありません。

しいたけ林道(其ヶ谷線・猪名川)

昔は野所長谷線より走りやすかったです。
けれどスピードを殺したら登れない坂もあり、その坂も近年ずっとガレてます。
アドベでも完抜けできますが、あまり楽しくないガレ具合です。
ガレの腕試しに丁度いい林道です。

みくまりダム+横の林道

砂利道なのでスピードは出せません。

横の林道は流水轍があり、勾配も多少ありますが走れないことはないです。
短いので1、2度行ったきりです。

猪ノ子峠(能勢町)

はじめて行ったダートがここ。

上まで登って降りてくるだけの場所です。
それほど長くもないのですが、勾配もそれほどきつくなく、ダートの雰囲気を味わえます。

猪ノ子峠

猪ノ子峠

訪れるなら早朝がオススメです。朝の日の光が差し込む雰囲気がとても素敵な林道です。

堀越峠(京都府南丹市)

2010年代はとても走りやすいダートでした。
当時はあまりガレてないオススメ林道でした。

4月までは残雪も多いので注意。
親子連れのツキノワグマもでますので春先とドングリの季節は外した方がいいかも。
そして展望はあまりよくありません。

君尾林道+泉富林道(京都府綾部市)

ここも走りやすいとても良いダートです。
旧堀越峠や鳥垣からも近いのでセットで走ることも多いです。

ここより南方向、走りごたえのある林道もたくさんあるので、開拓してみるのも面白いかもしれません。

京北周辺の峠(京都市右京区)

愛宕山

走りやすく、通行も多いダート林道です。
市内を眺める景色もいいです。
のんびり散策、広場で練習など、いろいろなことが出来るので飽きません。

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三国越林道(京都府相楽郡)

ダートではない普通の舗装林道です。

のんびりした低山の雰囲気を味わえます。

万灯呂山展望台

お土産は和束のお茶がオススメ。

若狭幹線(福井県)

絶景の広がる、とても走りやすいダートです。

以前、大規模な崩落があり通行は途中までだったのですが、最近直っているとか。

割りと遠方ですので、行く前に通行止めについて調べてから赴くのがいいです。

川津今西林道+猪笹林道(奈良県)

紀伊半島最長クラスのダート林道です。展望も迫力があります。

ですが通行はほとんどありません。

走りやすいですが標高も高く、ガケが多い為、ソロでは危険。

いい林道ですがひとりではオススメしません。

紀伊半島最長ダート、川津今西林道~猪笹林道 - しまともの大冒険(2)
おつかいを頼まれてクリーニング屋さん、くだもの屋さん等に向かいます。 このあたりのくだりは以前の記事参照。 せっかく数カ月ぶりのバイクですしちょっと遠回りして目的地に向かいます。 今回は紀伊半島最長ダートと呼び声の高い、「川津今西林道」と「...

瀞川氷ノ山林道(兵庫県養父市)

超オススメのダート林道。よく整備されています。

これぞアドベンチャーバイク

整備されすぎていて、時期によっては砂利が深いところも多いです。

氷ノ山林道

直線でぶっ飛ばす→深ジャリにフロントが取られる→アクセルを緩める→重いリアがバイクを押して車体が横を向く→ガケからダイブしかける

生まれて初めてこのコンボを喰らったのがこの林道でした。

この日からフルパニアではのんびり走っています。

ここより南の方向、東の方向にも林道がたくさんあります。

広域基幹林道 瀞川氷ノ山線ツーリングレポート
6月18日(土)だったかな? 広域基幹林道のひとつ、瀞川氷ノ山林道にいってきました。 読み方を調べてみると「とろかわひょうのせん」林道というそうです。難しい読み方ですね。 で、調べてみるとやはり曰くのある山でした。 ある寺の縁起によると、天...

剣山スーパー林道(徳島県)

チョー走りやすくて、チョー長い林道。

大阪からなら早朝出発で日帰りが可能。

長いのでいつもどこかが通行止めになっている印象です。

初夏の剣山スーパー林道ツーリング
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初心者にオススメの場所はどこ?

初心者が走った2年間の軌跡です。

最初はどこを走ったらいいのかすらよくわからずにいたのですが、振り返ってみるといろんな場所に行ってますね。

初めてアドベンチャーツアラーを買った人に薦めたり、一緒に連れていくなら君尾・泉富林道から京北の峠あたりです。

道幅もあって走りやすい路面、景色もわりといいです。周辺に林道も豊富なので飽きることもありません。

剣山スーパー林道や瀞川氷ノ山なんかの有名林道もいいんですけど、ちょっと距離がありすぎるのでトラブルの際が心配になります。
トランポでバイクを運ぶのなら、最悪なんとでもなるでしょうが、慣れないうちは近場の方がいいかもしれません。

近場といっても、しいたけ林道や野所長谷線林道なんかだと・・・たぶん楽しいよりシンドイの方が強い気がします。

川津今西林道もかなり微妙。あそこで動けなくなったら、ケガでもしていようものなら歩いて国道へ戻ることも困難な場所なので大変です。

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コメント

  1. 石本 より:

    こういった林道の紹介は、本当にヤメて下さいませんか?

     林道を管理する者、山林を所有する者にとって迷惑なんです。

    走っても怒られない……のではなく、ライダーに逆上されるのが恐くて怒れないのです。

    そのあたりをお察しの上、こういった記事のアップは控えて下さいますようよろしくお願いいたします。

    走りたければ、有料のコースへ行き
    堂々とモータースポーツを楽しんで下さい。

    地主の断り無しに、勝手に山林へ立ち入り野山を荒らすのはヤメて下さい。

    先祖代々から受け継いだ大切な山林である事をご理解下さいませ。

    • やまじゅん より:

      林道も色々ありますね
      地主が整備しているものもちろんありますが
      公道としての林道もあります

      貴方が管理されている私有地の道があるなら
      当事者として何らかの行動をすればよい

      そうでない道については、一般論の正義でざっくり批判しても
      野次馬の意見としか扱われないでしょうね

      さりとて、林道を使用させていただいているという謙虚な姿勢は必要です
      それは、自転車、ハイカー、林業従事者全てでしょうね

    • とらお より:

      「道」不思議だよね! どこまで走っても、知らない所へ行っても、初めての場所へ行っても必ず道を通って自宅に帰ってこられる。
      そこに山があるから登るのと同じ話しで、そこに道があるから通る。
      道が傷んだ時は税金で直すんだから林道であれ国道であれ公道を通って何が悪い!

  2. はたぼー より:

    国土地理院に載ってる道ならええでしょ、
    公道でっせ

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