外装はどうでもいいけどスクリーンだけはピカピカにしていたいという話

ブリスNEO施工後のスクリーン バイクの整備

バイクとヘルメットはいつもプレクサス。

楽でいいですよねー。汚れ落とし兼コート剤。

ものぐさなしまともにはうってつけ。
スクリーンのテッペンからホイールのリムの端っこまで。
ウチのバイク、ありとあらゆるところからプレクサス臭が漂っています。

効果の持続期間は約1カ月とコーティング専用剤には劣りますが、手軽さと表面コートが同時にできるケミカルとしては現在もトップクラスのパフォーマンス。手軽さと効果のバランスが絶妙の優良ケミカル。

けど拭き上げが面倒。本当にしっかりやらないとムラが酷いことになります。
プレクサスムラと呼ばれるこのムラ、バイクくらいの面積ならそれほど手間でもなく便利。
バイク以外の小物にも使う方が結構います。

バイクには重宝するプレクサス、けどクルマにはちょっと微妙。
プレクサスムラが酷すぎてとてもじゃないけど拭き上げきれません。
今の愛車はプレマシー20S、表面積の広いミニバンだし。

先日まで乗っていた赤いアクセラ23Sにはホームセンターで売ってる数百円の一番安いワックスを使っていたのですが、長く使ってるとボンネットのクリア塗装が妙なテカリ方をしはじめていました。
表面が濁った風合いでちょっと残念な見た目に。

いろいろ調べてみると、ワックスは基本油なので酸化すると。
これがボディに乗りっぱなしにしていると、酸化促進剤の働きをするらしい。

まぁ話半分としても、ごくたま~に安いワックス塗る頻度だと、少なくとも塗装面に良い効果はない程度には信じられます。

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今回使うのはブリスNEO

そこでネットで下調べを十分行って、DIYセルフコート剤を使ってみることにしました。
実はワックスがけよりもコーティングの方が手間もかからりません。
今回クルマとG650GSに施工しちゃいました。

施工・・・というほどの手間もありませんけど。
クルマの場合、洗車後、濡れた状態のまま、ボンネットにシュッと一回吹き付けて、スポンジで軽く塗り広げます。
あとは水で流してマイクロファイバータオル等で吹き上げるだけ。
バイクだとマメにやっても1時間~30分で終わる仕事。

G650GSにハンドルカバーを装着

先日のブログ記事の流用ですが、ご覧の通りピカピカになります。
特にスクリーン、しっかりツヤ感も出ています。

注目したい点は今回使ってみたコート剤、ブリスNEOの効果持続期間は約1年と市販コート剤の中では長期保護が可能なこと。

大きなスクリーンを装備しているツアラー等のバイクならプレクサスよりもブリスの方がいいかもしれません。

スーパースポーツの場合、よほど伏せないと視界はスクリーン越しになりません。
サーキットのストレートなんかでアゴをタンクに叩きつけるくらい伏せる方じゃないと基本飾りです。

ところがアドベンチャーツアラー等だと話は別。
高速を走るときにスクリーン越しに前方を見ることはごく普通にあります。
峠でもちょっと伏せるとスクリーンに頭がすっぽり入っちゃいます。

こんな車種の場合、スクリーンはできるだけ透明度を維持したいところ。
スクリーンが白く濁っていると前がよく見えませんし、なにより気が散ります。
実用品としてのスクリーンは透明度が高いほど機能を発揮します。

ブリスNEO施工後のスクリーン

細かい線傷がほぼ埋まり、ヌルテカしてます。

この写真、ブリスNEOの施工後2週間ほど経過しています。
試しに光源に照らしてみてもご覧の通り。
実際に線傷が消えたわけではありません。
焦点を見えにくいキズに合わせばすこし見えます。
けれどバイクに乗って前方を見る状態では、この写真と同様キズも見えませんし、視界を遮るような白濁もありません。

夜間の撮影だったので、またお昼間に撮り直しますね。

金属地にコートした場所をゴムブロックでゴリゴリと繰り返し擦ってみたのですが、細かい粒子が削りかすのように出てきました。
コーティング成分はガラス繊維、セルロース繊維と公式サイトには書かれています。

これを一言で表すなら、浴槽の取れにくい水垢みたいな印象。

水垢の表現はよくないかもしれませんが、印象はそんなこびりつき具合。
洗車後なら、バイク全体に施工したとしてもものの30分で終わる仕事。
ホイールや下回りまでしっかりやろうと思えばもう30分。
透明でキレイな水垢がスクリーン等を保護してくれます。

プレクサスの表面コートとは明らかに違います。
プレクサスのコーティングは揮発性の油膜みたいな感じですから。
コーティング層がこれだけしっかりこびりついていれば1年いけると言われても信じられます。
繰り返し施工でこの水垢を成長~じゃなかった、コート層をもうちょっと厚く成長させることもできそうです。

繰り返しコーティングしてコート層を厚くすることができれば、スクリーンの保護にはきっと効果的でしょうね。

毛布をちょいと引っ掛けてカバーすれば傷知らずかもしれません。

バイクのスクリーン、長年乗ってると白く曇ってきます。キズも白濁の原因のひとつ。
コーティングしたからといってキズ付かなくなるわけでも、キズが消えるわけでもありません。
けれど確実に減らせます。

もともとスクリーンには製造時から表面がコートされています。
それがはがれた後ではいくら研磨してもここまで透明度を復活させることは不可能。

ポリッシュでのリカバリーにも限界がある以上、我慢できなくなったら何万もかけて新しいスクリーンを調達しなければなりません。

スクリーン、たまにブリスNEOでコーティング、毛布を掛けてからカバーするだけで、スクリーンの状態を維持できるなら、多少高価なコート剤でも使う価値は見いだせるんじゃないかと思いました。

いま2万キロオーバー。手放すまでこの状態が維持できればいいのですが。

検索すればこの類のコート剤、比較記事や提灯記事がたくさんでてきます。

ネットのレビューを徹底的に調べて今回ブリスNEOを選んでみました。

結局どれもそこそこキレイになるみたいだし、保護期間の長いものをチョイスしただけですが。

本気で車体保護したいならプロによる分厚い無機ガラスコート一択。

バイクなら鉄粉由来のサビ、とくにキャリパー周りのブレーキダストで悩まされている場合、プロ施工の無機ガラスコートは理屈的には最強です。

ただ、サビる前の施工じゃないと予防効果が発揮できないこと、施工料が比較的効果で万一コーティングを破壊してしまった際の精神的ダメージなどを考えると手を出しづらいです。

最近はDIY向けに無機ガラスコート剤も売られているので、もし次に新車のバイクを買う機会があれば一度試してみたいと思っています。

右半分だけ施工して左はプレクサスだけとか。

バイクくらいの大きさならセルフでも手間もそれほどかからないので、スプレータイプのブリスやバリアスコートといったガラスコートでも十分だと感じました。

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ブリスNEOの暫定評価

1.コーティング持続期間が同種の製品の中で特に長い。
2.スクリーンにはプレクサスよりも利点が多い。
3.施工はプレクサスより手間はかかるが、ワックスがけよりずっとラク。しかもプレクサスに比べ低頻度でOK。
4.フォークのインナーチューブにはしない方がいいかも。
5.プレクサス施工よりも汚れが落ちやすくなって洗車がちょっとだけラク。

まだ初回使用なので、特にオススメはしませんが、今のところ好感触。
もうしばらく使ってみてまたレビューを書いてみようと思います。

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