ピボットベアリングをグリスアップした話。

ブッシュ G650GS

G650GSローダウン仕様の標準車高化第2話。

いま総走行距離は2.5万kmの愛車。

現状確認も兼ねて購入した時点から各種ベアリングや可動部のグリスアップや洗浄をしてきましたが、車体に関してはこれが最後の可動部、関節です。

中古で購入した車体ですが、ホイールベアリング、リンク部は共に非常に良い状態でした。

ステムベアリングも距離なりですがハンドリングへの悪影響はまだ出てません。

定期的なグリスアップで一体どこまで持つのか楽しみながら観察してます。

ピボットベアリングはサスペンション機能の支点として重要な役割を持っていることはもちろんのこと、加減速による車体にかかる力が集中する場所でもあり、アクスルシャフト等と比べてもそん色ないその仕事内容は熾烈を極めます。

そのうえ劣悪な職場環境にされされがち。

大抵の車両もそうですが、ピボットはクランク近くにあって熱の影響も大きくかじり易いです。

分解前ピボットホールにカバーも付いてませんし、状態が悪くても致し方ないとおもいつつバラしていきます。

ホイール着脱ホイール外して

スイングアーム着脱スイングアームを外します。

写真のタイムスタンプを見たらここまでジャスト10分!

なんというスピード!まさに神の手!

というのはちょっとウソ。

実は前日にボルトは緩めて、クリップ類も外してました。

上から「オギャー!」って聞こえたらすぐに手を洗って行かなきゃなりません。

1日30分整備なのですぐに外せる下ごしらえをしていました♪

ピボット部さて、最後の古関節、ピボットベアリングです。

この中のブッシュを引き抜けばニードルベアリングが出てきます。

カバーを恐る恐る外してみると・・・

ブッシュあれ?

抜けたブッシュはピカピカ。

グリスも綺麗に残ってます。

もちろんニードルベアリングも。(写真なし)

うむむ・・・

わりと仕事する場所のはずなんだけどなぁ。

下の画像は去年のしいたけ林道。

南から入って北へ抜けたときの動画です。

いつもこんな感じで遊んでたわりに、この状態は想定外です。

思い当たるのは、洗車時に右側ピボット穴にちゃんとガムテを張ってたことくらい。

洗車の水、右のこの穴から入りやすいので対策として。

2.5万キロ超えてこの様子だと4、5万キロくらい持っちゃうかもしれませんね。

残り20分、写真を撮る間もなく、急いで洗浄、ゾイルのリチウムグリス(Amazon)を詰めて今日の作業は終了です。

時間オーバーして嫁に嫌味言われてしもた。

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