アドベンチャーバイクに似合うヘルメット選び

アライ プロファイル ライディングウェア

アライの旧プロファイル、メーカーにチェックしてもらいながら長々と使ってまいりましたが、そろそろくたびれてきています。

いま乗っているアドベンチャーバイクに合わせて選んでみたいと思います。

メーカーの選択肢

購入するヘルメットのメーカーは決めています。ショウエイかアライです。

理由はカンタン、信頼性です。詳しくは以下の通り。

https://www.mc-maniacs.com/helmet-choice

もちろん他にもちゃんとしたヘルメットメーカーはたくさんあります。

しかし、こと安全性に関しては実績も重要な選択基準です。

今後どのように価値観が変わっても、安全性に関して変わらず愚直に製品づくりをしていそうなのはこの2社。

飲み慣れたインスタントコーヒーは死ぬまで銘柄を変えられないのと一緒、しまともの勝手な思い込みです。

ヘルメットタイプの選択肢

アドベンチャーバイク乗りがよく使っているのはシールド付きのオフロードヘルメットです。

ショウエイのホーネットADVとアライのツアークロス3が人気です。

海外に目を向けると、外人アドベンチャーバイク乗りの間ではシステムヘルメットやロード用フルフェイスもかなり使われています。

もちろん日本でもそうですけどね。

今回避けたのはジェットタイプとオフメットです。

本当はジェットタイプのヘルメット、夏に使うのは大好きです。

ヘルメット2個買うならひとつはジェットにしたいくらいなのですが、残念ながらお財布事情によりヘルメットはひとつしか持てません。

そうなるとジェットタイプは冬に寒すぎてお話にならないので残念ですが却下となります。

純粋なオフメットも似たような理由で却下です。それに加えて巡航速度の高いアドベンチャーバイクだとオフメット+ゴーグルはあまり快適ではありません。

ゴーグルの着脱も面倒ですしね。

アドベンチャーバイクに似合うヘルメットの選択肢

今回のしまともの選択肢はそう奇抜なものではありません。

ごく普通に考えたらこのあたりに落ち着くという、いわゆる一流ヘルメットメーカーの逸品を羅列しただけのもの。

ショウエイからはホーネットADV、NEOTEC II、RYD、アライからはアストラルX。

いま魅力的なのはこのあたりだと思います。

SHOEI HORNET ADV

すでに発売されて3年以上が経過している定番ヘルメットです。

見た目がオフロード風で大変良いです。

実際バイザーついてますがこれはほぼ飾りでしょうね。

このメットにゴーグルをつけて走ることもまずないと思います。

見た目のカッコ良さだけで、実質オンロードフルフェイスと変わりませんが、しまともがいま一番欲しいヘルメットだったりします。

ホーネットDSは8年、ADVはまだ3年です。旬は過ぎたとはいえ、あと3年(2021年頃まで)くらいは現行と思われます。

ソリッドモデルならアマゾンではやや割安感もあります。

いまにも買ってしまいそうです。

SHOEI NEOTEC II

これは先日発表されたばかりのまだ未発売のヘルメットです。

ツーリングで便利なフェイスカバーが開くタイプのシステムヘルメットですが、発表だけ見るとかなりの力作とお見受けします。

インナーサンバイザー装備、開閉できるフェイスカバー、なにより

専用設計のSENA製コミュニケーションツール(インカム)『SRL』の実装がほぼパーフェクトに近いスマートさ。

この設計には次世代ヘルメットの匂いがします。

ギミックの多いヘルメットなので実際の重さが気になるところ。

軽さ次第ではこれを選びそうです。

ショウエイ(公式):NEOTEC II紹介ページ

NEOTEC II | SYSTEM HELMET|ヘルメット SHOEI
最新の機能と技術を1つのヘルメットに集約したシステムヘルメットNEOTECⅡ。なめらかな曲線が織り成す造形美がデザインの先進性を感じさせ、フェイスカバー下端のエアロディフレクターや、専用設計のコミュニケーションシステム取り付け用のベースパー...

SENA(公式):NEOTEC II専用 SRL紹介ページ

SRL2 | SENA Bluetooth Japan公式サイト
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SHOEI RYD

シンプルは美しい。

スペックも過不足ありません。

もしXSRあたり乗っていたらこれ買っていました。

ARAI ASTRAL-X

このヘルメットの魅力はプロシェード(サンバイザー)による個性的な見た目とJIS+スネル規格への適合です。

位置付けはプレミアムツーリングヘルメットです。

アライらしい安全性を大切にしたヘルメットです。

外観は個性的ですが、目新しさや新規性はありません。

割引率次第ではホーネット辞めてこちらもいいかなと思います。

購入はネット通販か実店舗か

実店舗の投げ売り特売品を除けば、ぶっちゃけ、安さならアマゾンが一番かもしれません。

ですが実店舗にはフィッティングサービスがあります。これは通販にはない強みです。

ヘルメットのフィッティングは慣れれば自分でもできなくはないです。

けれどちゃんと講習を受けたプロにしてもらった方が処理は綺麗です。

一度しっかり頭の特長を見てもらえば、今後のサイズ選びに迷いがなくなります。

ぜひ1度は実店舗で無料フィッティングサービスを受けることをオススメします。

しまとも流セルフフィッティング

現物合わせのセルフフィッティングをご紹介。

しまともの頭囲は56.5cmです。これはSとMのちょうど中間。

悩ましいサイズです。

サーキット遊びをしていたころはSサイズを使っていましたが、最近はずっとMサイズです。

長距離ツーリングだとヘルメットをかぶりっぱなしになるので、Mサイズの方が楽なので。

1.天頂部をフィットさせる調整

適当なスポンジを、直径5センチくらいの円形に切り出してヘルメット天頂部、内装の内側に固定してヘルメットをかぶります。

もし天頂部全体に均一な圧力で、柔らかくヘルメットを支えている感じがするなら成功。自身の天頂部が平面気味だったと判断しています。

逆に天頂部のスポンジを追加した一か所に力が掛かっていると感じるなら、追加したスポンジは外します。

逆に、頭が尖っている人は逆に天頂部をぐるっと取り囲むように(ドーナツ状)スペーサーを取り付けて具合を見てみます。

とにかく、一か所に圧力がかかっている場所がなくなるよう、頭部全体でヘルメットを支えるようなフィット感が出るように調整を繰り返します。

どちらにしろ、一度はプロショップでフィッティングしてもらった方が勉強になりますのでオススメです。

2.前後左右のホールド感を増す調整

ヘルメットをかぶり、頭を前後に振ります。

ヘルメットが動くようなら前後に隙間があるので、位置を特定してスポンジで埋めます。

同じく左右に頭を振ります。

動くようなら側頭部のどこかにヘルメット内装が当たっていないエリアがあるはずです。

ここもスポンジで埋めます。

3.痛いところを緩和させる調整

しばらくヘルメットをかぶっていると局所的に痛くなる場合。

その痛い箇所のごく近い周囲の場所にスポンジを追加します。

これで局所的な圧迫が分散されます。

4.微調整&貼り付け

万一スポンジを追加しすぎてキツくなった場合、適時スポンジをカットして減らします。

位置と大きさが決まれば剥離紙を外して実際に張り付けていきます。

これで完成!

・・・実に面倒ですよね。

通販で買ってしまった場合でもこれでフィット感はかならず向上します。

でもベストなのはプロのフィッティングなので、一度は良い状態を体験しておくことをオススメします。

※後日バイクワールド伊丹にHORNET ADVを買いに行ったところ、改めて製品の長所短所をショウエイアドバイザリースタッフの方からご教授いただきました。

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