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モードセレクタ作成順序と動作チェック方法

投稿日:2021年3月21日 更新日:

ブースタープラグ本体と切替ハーネスを接続することで、モードセレクタぽい働きをします。ここでは切替ハーネスの作り方をもうちょっと具体的に紹介したいと思います。あと正常に動作しているのかをチェックする方法も。

やりたいことを再確認

ハーネスでやりたい事一番上の図を見てください。一番左の抵抗は、最初から車両に付いている温度センサーです。温度が変われば抵抗値が変わります。
右はECU側のハーネスに接続されます。

真ん中の図は、ブースタープラグを接続した際です。割り増し抵抗がくっついただけ。

3つ目の図は真ん中の図にスイッチがついているだけの図です。
これを実現するために、大量の導線をいったりきたりさせる必要があったわけです。それはどうしてか。ハーネスには4本の導線が必要実はBP(ブースタープラグ)を挟むように計4本の導線が必要になります。たったひとつのスイッチを付けたいだけなのに4本です。
そのため、スイッチの位置や接続先には注意が必要です。

作り方1.ブースタープラグ本体のコネクタをスケッチしよう

ブースタープラグからはオスメス1対のコネクタが生えてます。
仮にオス側をCON1、メス側をCON2と呼ぶことにします。
CON1、CON2ともに2本のピンやソケットがあります。
2本の導線のうち一本は導通しているだけです。もう一方は数k Ωの抵抗が入っているだけです。だからテスターで抵抗測定して、下図のようにそれぞれの導線の端末にイ、ロ、ハ、ニの記号を振ります。

ブースタープラグ単体の抵抗測定
イーニ間 数k Ω
ローハ間 0 Ω
イーハ間 OL(無限大の抵抗値表示)
ローニ間 OL(無限大の抵抗値表示)

ブースタープラグ単体のチェックイ~ニの記号を振ったら、コネクタの形状と記号をスケッチしておきましょう。

イーニ間に数k Ωの抵抗が存在し、ローハ間が0 Ωであれば「ブースタープラグ有効」の状態です。
イーニ間、ローハ間がともに0 Ωであれば、「ブースタープラグ無効」状態になります。

このコネクタのスケッチは、スイッチ付きハーネスを使い、有効と無効が切り替えられたかどうかをチェックするときにも使います。

作り方2.スイッチ付きハーネスブースタープラグ側にコネクタを付けよう

ハーネスとブースタープラグの接続A'B'はメスコネクタ、C'D'にはオスコネクタを接続します。
A'にはブースタープラグで抵抗の存在を確認した「イ」がつながるように。
D'も同様です。経路上に抵抗が存在する「ニ」がつながるよう、コネクタを接続します。

作り方3.反対側にもコネクタを繋ごう

ABはオスコネクタ、CDにはメスコネクタを接続しますが、つなぎ方を間違えないようここでチェックしましょう。ハーネスにブースタープラグ本体を接続してください。コネクタ2つともです。

さっき書いたコネクタ図①の「イ」は延長されてAに繋がっています。同様に「ニ」はDに繋がっています。A-D間の抵抗を測定してください。スイッチを切り替えることで数k Ωと0 Ω、の両方がちゃんと測定できているか確認してください。

次に、B-C間も抵抗測定してください。スイッチがどの位置にあっても0 Ωを示すことを確認してください。

念のため、A-B間、C-D間ともに抵抗値がOLであることを確認してください

上記の通りであれば、切替動作に問題ありません。コネクタを接続していきましょう。
スイッチをブースタープラグ有効(A-D間抵抗が数k Ω)にし、さっき書いたスケッチ図①と同じ各端子間抵抗となるように接続すれば完成です。

ブースタープラグ+スイッチングハーネスの抵抗測定

完成したモードセレクタは次の抵抗値を示せば正常に動作するはずです。

AーD間 数k Ω または 0 Ω(スイッチにより変化)
BーC間 0 Ω
AーC間 OL(無限大の抵抗値表示)
BーD間 OL(無限大の抵抗値表示)
A-B間 OL(無限大の抵抗値表示)
CーD間 OL(無限大の抵抗値表示)

接続する端子を間違えたらろいろな誤動作が起こる危険性があります。作成するならリスクを十分に認識して実施してください。

繰り返しになりますが、何が起こっても責任は負いかねません。本サイト上の情報の理容に付きましては、慎重に自己責任にてお願いいたします。

 

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