実はこんなに面白い!スマートウォッチで肉体改造!ディープな遊び方ガイド

トレーニング・減量

みなさん、スマートウォッチ、楽しんでますか?
数カ月前からFitbitのSense2というスマートウォッチを使っているのですが、これが楽しくて仕方がありません!

スマートウォッチ? スマホの入力装置かなんか?

使う前は、腕に付けるスマホ画面の延長程度に思っていたのですが、いざ使い始めてみると全然そんなものではありませんでした。
いや、もちろんそういった使い方もできるのですが、本質はそこではなかったです。
これは単なるオモチャガジェットではなく、身体情報を収集する強力なセンサー、健康管理・肉体改造グッズであると今なら断言できます!

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スマートウォッチは自分育成ゲーム!

スマートウォッチは私たちの身体情報を計測します。
心拍数、体温、エナジーレベル(肉体の活動エネルギーの残量)、日々の運動量、ストレス、睡眠パターンまで、機種によってはもっとたくさんの情報を集めます。
そしてさまざまな分析を行い、私たちの生活により精度の高い有益な健康管理上のアドバイスや、肉体改造の達成度合いを客観的に確認することができます。

使えばわかるのですが、これは自分育成ゲームと言えるシロモノです。

ゲームといえば楽しい!では何が楽しいのか!
今日はスマートウォッチ、特にFitbitの具体的な楽しみ方をご紹介してみたいと思います。

アスリートの心臓を手に入れようゲーム!

安静時心拍数というのをご存じですか?
実は私もFitbitを手に入れてからはじめて知ったのですが、安静時心拍数とは、リラックスした状態、つまり何の物理的な活動も行っていないときの心臓の拍動の数を表すそうです。

そしてこの値は心臓の状態を表す指標によく使われます。

成人の平均的な安静時心拍数は60~100拍動/分
アスリートなら40~60拍動/分
さらにトップアスリートだと30~50拍動/分

安静時心拍数は60以下をスポーツ心臓、アスリート心臓と呼ぶことがあるようです。
もちろん、一概に心拍数だけで判断できるものでもないですし、トップアスリートレベルの心臓がいいのかといえば、彼らの場合、心臓が酷使されているわけですから、健康的であるとは一概に言えないかもしれません。

私の安静時心拍数は、スマートウォッチをはじめて着けたとき、66~70拍動/分でした。
なんとなく、60以下にしてみたいなーと、数カ月、自転車やウォーキングを繰り返してみたところ、徐々に心拍が下がっていき最終的には今日時点で60拍動/分まで落ちました。

上のグラフは、左から右端までがだいたい1カ月。
およそ2カ月ほどで60拍動/分を達成です。
決してアスリートではないのですが、自分の心臓のスペックが部分的でもアスリートと同レベルだと思うだけで妙な自信が湧いてくるものです。そして心臓を育てる過程も結構楽しく、少しずつ着実に育っていく数値に達成感もありました。

個人差はあれど、60の大台は多くの方にとってジョギングやサイクリングで十分達成できる「身近な目標」だと思います。
みなさんも運動やライフスタイルの変化が心臓にどのように影響するかを追跡してみませんか?
無理は禁物ですが、スポーツ選手のような低い安静時脈拍を目指すのは面白いかもしれませんよ。

カロリー収支でカラダの燃費を調べる遊び

これはほぼ、正統派の減量・ダイエット行為ですね。
スマートウォッチは、消費カロリーを追跡することができます。
つまり自分の体がどれだけのエネルギーを消費し、どれだけのエネルギーを必要とするのかを調べることが可能です。
で、調べてみて思ったんですが

やはり「事務系」の消費カロリー低いですね。

fitbitのカロリー収支記録を見る限り、座りっぱなしの日は、夕方のおやつひとつが重くのしかかります。カロリー的に。

カロリー収支の見える化、思いのほかストレスです。

ですが、見える化したことでできたこともあるんですよ。
たとえば、朝食のパンにたっぷりと載せていたバターやジャムをやめることでカロリーを節約したり、晩酌の量を減らしたり、いつもよりちょっと遠回りをして歩く量を増やしたり。

いろんなところをちまちまと微調整を繰り返して、日常的にカロリー収支がトントンか、やや消費カロリーの方が多くなる日常生活を作り上げることに成功しました!

朝食:食パン、アーモンド1粒、ヨーグルト、あればフルーツ、コーヒー
昼食:お弁当(800kcal以下目安)
晩御飯:計算せず。なんでもありがたくいただく。

日々このサイクルで、日々の収支は消費カロリーが上回ります。
晩御飯がガッツリ系なら、夜中に自転車に乗ったりウォーキングしたり、部屋の掃除や洗濯、トイレ掃除といったことでカロリーを調整します。
週単位でみると、体重は間違いなく右肩さがりになります。

さして苦痛もなく生活改善と減量が習慣づきます。

上のグラフは3カ月スパンのものです。体重がかならず減る状態を維持できているので、多少の変動もまったく気になりません。

この減量でわかったのですが、短期間で過食を何日も続けない限り、一時的に体重が増えることはあっても、出してしまえば元の既定路線の減量カーブに戻ります。

つまり、一回くらい暴飲暴食したところで、増える体重は限られているみたいなので、時々食べたいものを存分に食べるようにしています。
そんな食生活でも1カ月に2キロ以上体重は減ります。

本気で減量したいのなら、カロリー収支のチェック、長期的な計画で無理せず、ストレスをためずに行う。それが成功の秘訣のように思います。ぜひお試しあれ。

体を限界まで追い詰めて限界を知る遊び

エナジースコアというものがfitbitにはあります。平たく言えば、エナジースコアとは体がどれだけエネルギーを消費しているかを示す指標です。

エナジースコア1なら滅茶苦茶しんどい状況です。ぶっちゃけ今すぐ倒れたい。寝たい。そう思える状況でした。
エナジースコア100なら、気分がどうあれからだが滅茶苦茶動きます。実際にランニングや自転車に乗ると、筋肉はいつまでも動くと錯覚するくらい。最初に悲鳴を上げるのはヒザや足首の関節、次にふくらはぎが攣るのが既定路線。

実体験なのでとても説明が簡単です。

さてこのエナジースコア、どのように出しているのかというと、最近の睡眠の質と量、日常生活時の心拍変動、最近の消費カロリー量などを元に計算しているようです。

そして実際のコンディションと一致するんです。

最大と最低の状態を体感してある疑問が頭によぎります。

「どのくらい体を動かしたらエナジースコアが最大の状態から最低の状態まで落ちるんだろう?」

はたして自分の体の限界はどのあたりなのか。
自分の体の限界を知ることは、より健康的な生活を送るためにもとても重要なことのような気がしてきました。

で、実際にやってみました。運動は自転車です。ヒザや関節にまだ優しいですから。
エナジースコアを100まで戻しては、高い心拍を維持する運動をします。
エナジースコアを100まで戻しては、少しずつ運動強度を上げていきます。
そして最終的に分かったのはこれ。

私の場合、最大心拍数175、平均心拍数140の運動を83分間連続してやるとエナジー使い切ります。
そして、エナジーを一度使い切ると、2晩寝ないと完全回復しません!

これもまた極上の達成感につつまれたひとときでした。自分の限界に、人知れず挑戦する楽しさはやった本人にしかわかりません!

そしてわかったことがひとつあります。
全力で体力使い切って、回復に2日かける。この行為は減量にはあまり向いていません。この期間、体重の減り方はそんなに多くありませんでした。
考えてみればあたりまえです。1日で900キロカロリーの運動をして、2日間回復の為にしっかり食事と睡眠をとる。
3日間安定した食事と600キロカロリー消費する運動を3日間する。
どちらがより体重が落ちるのか明白です。

寝る前に何をするかで睡眠の質がどうなるか調べる遊び

睡眠パターンを詳細に追跡し、何分くらい目が覚めて、どれくらい深く寝て、レム睡眠がどのくらいなのか。非常に詳細に記録されています。

寝る前に読書をする、食べ物を口にする、ヨガをする、テレビを見る、どのくらい疲れていたら入眠が早くなるのかなど、どんな活動が睡眠の質に影響するかを感覚的に調べることができます!

良い睡眠を得るための最適なルーティンを見つけ、睡眠の質を上げることは、睡眠時間が短い現代人にとって有効です。
なるほど、自分はこうすればよく寝られるのかと楽しみながら心身のコンディションを維持管理できます。

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スマートウォッチは連続使用時間が長く、幅が狭いトラッカータイプがオススメ

スマートウォッチ、すごく楽しめています。
よほど飽きっぽくなければ、きっとみなさんも面白い結果が待っているとおもいます。健康、おもに減量。そして肉体改造。
わずか3万~1万弱のコストで得られるものがあまりにも多く、私にとっては手放せないガジェットになりました。それが実際に数カ月使った感想です。

いま使っているfitbit sense2は1回の充電で数日使えます。
毎日充電が必要な某A製の奴はちょっと違うかなーという気がします・・・iPhoneとの連携は素晴らしいですけど。

気になっているのはガーミンのスマートウォッチ。
あれはエナジーレベルがリアルタイムで表示されるそうですよ。

fitbit sense2の唯一の不満は幅です。
運動の種類によってはこの大きいボディがすこし邪魔、手首の角度次第では心拍数のモニターがうまく行えないことがあります。
もし買い替えるなら、同じFitbitのCharge5がいいと思っています。
バッテリーの持ちもカタログ値で1週間あり、小柄なボディ、測定項目も廉価モデルのInspire2より多いのも魅力的です。

最後に、単なる入力装置としてではなく、減量や健康管理目的でこれからスマートウォッチを買うのなら、Fitbit Inspire2がオススメです。

上位モデルと比べて測定項目はやや減りますが、本体価格は1万円以下、バッテリー駆動時間が10日、さらにFitbitプレミアムメンバーシップが1年付いてくるのは破格の安さです。

 

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