スロットルワイヤーの油通し

スロットルワイヤー バイクの整備

ブレーキパッド交換しながら、そういえばスロットルワイヤーの油通しは何年もしていないなと思いだしました。
別に重くなっていないし、それほど負荷が大きいワイヤーでもないので切れたりすることもほとんどないのですが。

せっかく気になったのだからついでにやってしまいましょう。

とりあえずハンドルグリップを抜きます。

ハンドルバー

・・・おお美しい。
まるで乗っていないかのような美しさです。
とりあえず、乾拭きしていつものようにほんの少しラバーグリスで油分を与えます。
サビ止め感覚でしっかりふき取るので表面にグリスはほとんど残りません。

ワイヤーホルダー

このあたり分解してしまうので、ネジ山何個分出ていたとか、ホルダーの角度とか、スマホで記録しつつ分解していきます。
意外と役に立つんですよ。
このやり方をし始めてから、組み立て段階でのトラブルはほぼ皆無になりました。

スロットルワイヤー

ワイヤーインジェクターが使えなかったので、ビニルテープでうまいことパーツクリーナーを流し込み、少し時間をおいてCKM-001をたっぷり流し込みます。
柔らかいオイルなのでワイヤーに吸わせるとスルスルとケーブル内部に流れ込んでいきます。
目視ではワイヤー自体に異常は見つかりませんでした。

切れるとしたらクラッチワイヤーでしょうね。
あっちの方が重いし。

クラッチワイヤーも予備を常備していますが、定期的に給油しているので切れる気配はいまのところありません。
バイクに乗り始めて間もないころ、出先でクラッチワイヤーが切れて痛い目を見たことがあります。
当時若気の至りで、自走して帰りました。
そのバイクを手放すまで、不具合はありませんでしたが、シフトシャフトやセルを随分と傷めつけたと思います。

以来、ワイヤーが伸びたような切れる直前の感触に敏感になりました。

そんなことに思いをはせていると、お昼ごはんのお呼びがかかり、本日の作業は終了。

午後はスーパーの買い出し等々、家事に勤しむのでした。

コメント

タイトルとURLをコピーしました